I.A.Co.,Ltd(株式会社アイ・エース)は、福岡県福岡市博多区のインテリアショップI.F.Q.d.(アイ・エフ・キュー・ディー) / Object C.P.H.FUKUOKA(オブジェクトコペンハーゲン フクオカ)と、長崎県諫早市のインテリアショップIZUMI FURNITURE(イズミファーニチャー)、そして、長崎市大波止の北欧家具専門ショップObject C.P.H. NAGASAKI(オブジェクトコペンハーゲン ナガサキ)を運営している会社です。

★ DENMARK DESIGN  ★

2017年1月20日 15:08 update


「一本の木」

それは100年以上前に芽生えたオークの幼木でした。

100年前は第一次世界戦争の頃、日本は大正初期、米騒動などがあった頃です。

それから長い間、歴史の変遷を風雪に耐えながら何も語ることなく見つめてきました。

ゆっくりとゆっくりと時間をかけ、その分、強く締まったそして美しい巨木へと

変化していきました。



「小さな工房」

100年以上の時間をかけて育った木を材料使う家具は、木が育った時間と

同じ、いやそれ以上に使われてほしいと考えた工房がありました。

そこはまだ小さな工房でしたが、自然への敬意、妥協なきものづくりを

行っていました。



「不世出のデザイナー」

そして100年以上使われても色あせることのないデザインを生み出せる

稀有なデザイナーがデンマークに居ました。




この「木」「工房」「デザイナー」の3つの要素が奇跡的に結びつき、

数々の傑作が生み出されてきました。

その椅子たちは今日でも色あせることなく、むしろ強い輝きを放ちながら

世界中の家で、ホテルで、空港で活躍しています。







長崎県美術館では2月12日(日)まで「DENMARK DESIGN」と称し
デンマークの食器から照明、家具に至るまでのデンマーク生まれの
アイテムを展示しています。


特に椅子は実際に触れて座れるコーナーもございます。

IMG_2495.JPG
IMG_2498.JPG

これだけの椅子が一堂に揃い座れるチャンスはそうそうありません!




それにとても興味深いサンプルの展示も!

IMG_2486.JPG
椅子の製作工程ですが、3つのとても大きな木材を
使っているのが分かります。


IMG_2487.JPG
少しづつ削り出し、椅子の背と肘らしくなってきました。

IMG_2488.JPG
そして最後に流麗な線を持つパーツの完成です。


IMG_2502.JPG
この椅子が先ほどの完成品です。
「THE CHAIR」という愛称を持つ、傑作椅子。
座わり肘を置いたときの収まり具合が秀逸です。

デザインしたウェグナーの名を世に知らしめた椅子でもあります。





IMG_2500.JPG
左のサークルチェアも座り心地抜群です。



そしてこの展覧会場を出ますと、すぐそこに私たちの特設ショップが
営業しています!




IMG_20161223.JPG

先ほどの椅子全てご購入可能です!

一般的な家具と比べると多少割高に感じられると思いますが、
その素材、つくりこむ工程をご覧いただくと
「家具を買う」というより、次の世代にも渡せる
「財産(家財)を手に入れる」という感覚がぴったりとくることでしょう。



ぜひデンマークデザインを堪能、ご体感ください!
詳しくはこちらをご覧ください!




特設ショップではピザレストラン「gorm's」のランチがお得になる
クーポンも配布しておりますので、鑑賞のあとは美術館から
750m、徒歩9分の「gorm's」でランチはいかがですか。

gorm'sの情報はこちらからどうぞ!









【北欧椅子の神様】


IMG_2438.JPG

写真左 織田憲嗣先生!

サラリーマン時代から給料のほとんどを椅子につぎ込み、
そのコレクションが増えすぎて、これは学術的に体系化しなければと
使命感にかられ、コレクションを4方向から撮影し、イラスト化し、
ファイリングを開始。

しかし当時の日本はイタリアデザインの家具が席巻し北欧家具は
いわば目立たない地味な存在。そんな環境を乗り越え数多くの功績を
残されます。

そうして完成した資料は大学や研究機関に実費で提供。
その活動は先ほどの「ウェグナー」から研究に使ってくれと
椅子を贈呈されたり、「ウェグナー」の生まれ故郷トナー地方から
表彰されるなど、本国デンマークでの認知度と評価は抜群に高い方です!
故人のウェグナーやフィン・ユールと親交があった数少ない日本人でも
あります。

数多くの椅子に関する書籍も出され、とても分かりやすく何かと参考に
させてもらっています。

そんな方が北海道から飛行機を乗り継ぎ、わざわざ長崎までお越し
いただき、お話もできるとは!僥倖でした!